健康オタクの2000年代の健康法. ４
虚弱体質健康オタクが、遥かなる健康生活を目指した体験記
視力回復「３Dアート」で本当に眼が良くなるの？
2000年代後半、
私は「マジカル・アイ」を
始めとする視力回復３Dアートと呼ばれる
視力回復本に興味を持ちました。
「マジカル・アイ」は、宝島社から
発行されている人気シリーズ本です。
90年代にブームになり、その後、
様々な３Dアート視力回復本が
出版されました。
ある柄の入った絵を見続けると、違う絵柄が
浮かび上がって来たり、絵の全体が３Ｄ
のように立体的になったりします。
それを続けて行くと、視力が向上し眼が
良くなるという評判のトレーニング本です。
当時、私は仕事とプライベートでパソコンを
使う機会が多く、疲れ目に悩んでいました。
パソコンをあまり使わなかった時代は、
私は視力は1.5は常にキープしていた
のですが、パソコンを頻繁に使う様に
なってくると、視力はどんどん
落ちていきました。
そしてついに、0.7くらいまで落ちたので、
仕方なく眼科に行きました。
すると、検査をしたら、先生から、
「目の酷使による一時的な近視
もしれない」
と言われ点眼薬をもらいました。
「しばらく点眼薬をやっても改善
しなければ、眼鏡を作らなけば
いけないですよ」
とも言われました。
そして、一か月くらいは点眼薬は
続けましたが、
今一つ改善されなかったので、当時ブームに
なっていた「視力回復３Dアート」という
視力回復本を試してみようと思いました。
「視力回復３Dアート」には平行法と交差法
というやり方があります。
平行法は、画像より先に焦点を置いてから、
徐々に画像に合わせていき、画像が
飛び出て見えてくるというやり方です。
近視の方に効果があるそうです。
一方、交差法は、画像より手前で焦点を
合わせて、寄り目で見ることにより
違う画像が浮かび上がる方法です。
遠視や老眼の方に効果がある
とされています。
実際、私は当時、週に２～３回、
１回５分ほどやっていました。
３か月ほど続けて、視力を測って
もらったら、1.0ほどに回復しました。
それからもずっと続けていて、現在でも、
たまにやっています。
毎年やる健康診断でも、最高で1.2、
悪い時で0.6とバラつきがあるものの
何とか眼鏡をかけずに過ごしています。
毎日やればいいものの、今では週一回
くらいしかやっていません。
だからなのか、老眼は少し進んで
しまいました。
小さい文字の時は、さすがに老眼鏡が
無いと読めないです。
100均の老眼鏡ですけどね。
そもそも、「視力回復３Dアート」は
どうして眼にいいのでしょうか？
近視や遠視の原因は、ピント調節をする
毛様体筋が加齢などにより硬くなって
しまい、うまくピント調整が
できなくなってしまう事にあります。
「視力回復３Dアート」はこの硬くなった
毛様体筋をほぐす事により、ピント調節を
正常にして近視、遠視を治す
というものです。
つまり、仮性近視については、治すことは
十分に可能であるという事です。
しかし、近視のほとんどは、軸性近視
というタイプです。
軸性近視とは、角膜から網膜までの距離
（眼軸の長さ）が長くなり屈折異常が起きて
網膜の手前で焦点が合ってしまう
タイプの近視です。
一度伸びた眼軸は元に戻らないのです。
従って「視力回復３Dアート」をやった
としても、軸性近視の場合は、
効果は無いです。
数は少ないですが、角膜や水晶体の屈折力が
強すぎた場合に起きる屈折性近視の場合は、
トレーニングで治る可能性が強いです。
つまり、「３Dアート」で
治ると思います。
仮性近視と屈折性近視の場合は、
「視力回復３Dアート」で大丈夫だ
という事です。
自分の場合は仮性近視だったので、
治ったのだと思います。
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