健康オタクの2020年代、その他の健康情報. 3
虚弱体質健康オタクが、遥かなる健康生活を目指した体験記(番外編)
新型コロナウイルスに対応できるマスクについて
新型コロナウイルスに対応できる
マスクについて述べたいと思います。
・布製マスク
まず、布製マスク、従来からある
市販のガーゼマスクや自家製の布で
作ったマスクの事です。
布製マスクの網目の大きさは、
新型コロナウイルスの飛沫、
約5μm
(マイクロメーター、1μmは
1000分の1mm)
よりもはるかに大きいので、まったく
このマスクでは新型コロナウイルスを
防ぐ事はできません。
ましてや、コロナの飛沫が乾燥して
霧状になり空気中を漂う事になった
エアロゾルは、5μmより小さいので、
布製マスクでは全く話になりません。
新型コロナウイルスの大きさは、
約0.1μmなので、それより細かい
網目の大きさでないと防げないのです。
さらに、PM2.5もまったく防げません。
花粉でさえ、ゼロでは無いですが、
捕集効果は弱いです。
では布マスクには、マスクとしての
効果はまったくないのでしょうか?
まず、埃やハウスダストを防ぐ効果は
あると思います。
それと、自分が咳やクシャミなどを
した時の飛沫の飛行距離を布マスクの
着用によって飛沫の移動距離を
多少短くする効果はあると思います。
・不織布マスク
不織布マスク(サージカルマスク)
の場合はどうでしょう。
(サージカルマスクとは、手術などの
医療用マスクの事を本来言いますが、
風邪や花粉対策用などの一般用の
マスクもそう呼ぶ場合もあります。)
一般的な不織布マスクの網目の穴の
大きさは、約5μmなので、
新型コロナの飛沫(約5μm)を
防ぐ事ができます。
しかし、エアロゾルについては、
新型コロナウイルスの粒子の大きさは、
約0.1μmなので、不織布マスクでは、
防ぐ事ができません。
PM2.5も、その大きさは
2.5μm以下なので、防ぐ事は
できないです。
・ピッタマスク
若者に人気のピッタマスクはどうでしょう?
ピッタマスクは、通気性が良く息が
しやすいしデザイン性もあって
人気がありますね。
さらに、洗えるので、繰り返し
使用できます。
しかし、ポリウレタン素材なので、
気泡のサイズにばらつきがあって、
ウイルスは通してしまうみたいです。
新型コロナウイルスのエアロゾルには
効果が無いという事です。
飛沫もPM2.5も防ぐ事はできないです。
つまり、花粉やほこりを防げるだけです。
ただ、
PITTA MASK 2.5aという種類の
ピッタマスクは、不織布の素材に
なっていて、さらに高機能フィルターを
備えています。
0.1μmまで、ほぼ防ぐ事ができるので、
新型コロナウイルスの飛沫、エアロゾル、
PM2.5も対応可能です。
ただ、不織布なので、洗えないので
使い捨てになっています。
私は、最近使い始めましたが、さほど、
高機能の割には息苦しくないし、使い心地は
いいですね。
使い捨てのマスクなんですが、
普通の不織布のマスクより、割高なので、
もったいないと思って、私は、洗って
使っています。
洗うと機能がどの程度落ちるのかは、
正直、分かりません。
それでも、普通の不織布マスクよりは、
機能は上だと思っています。
・三次元マスク
コーワの高機能の不織布の純日本製
のマスクです。
日本の素材を使い、日本で製造しています。
こちらも、PITTA MASK 2.5aと同様、
0.1μmの大きさの粒子をほぼ捕捉
できるので、新型コロナウイルスの飛沫、
エアロゾルまで対応できます。
私は、10年以上前から、愛用していて、
冬場の外出時の屋内用として
使用しています。
ここ10年ほどは、風邪は引きましたが、
インフルエンザには罹っていません。
このマスクのお陰かどうか、
はっきりとはわかりませんが。
・N95マスク
N95マスクとは、NIOSH
(アメリカ合衆国労働安全衛生研究所)
のN95規格をクリアして認可された
微粒子用マスクです。
0.3μm以上の微粒子を95%以上を
捕集できます。
顔の密着部分からの漏れを10%以内に
抑える事ができます。
顔の密着度が他のサージカルマスクや
三次元よりも高いので、マスクと
顔の隙間からの微粒子の侵入を
防ぐのには優れていると思います。
しかし、N95マスクは0.3μm以下の
微粒子は捕集が難しいため、約0.1μmの
大きさの新型コロナウイルスや
インフルエンザウイルスを含んだ
エアロゾルには対応しにくいと思います。
しかし、ウイルス飛沫やPM2.5に
関しては十分に効果があります。
このマスクは、密着度が高いため、
とても息苦しいという欠点があります。
私も、職場で使用する事があるので、
分かりますが、長時間使用するのには、
向いていないです。
ちなみに、
日本の厚生労働省が定めた規格の
DS2マスクというのがあります。
これは、N95マスクと性能は同等です。
・総評として
私が考える新型コロナウイルスの予防に
最も効果があるマスクは、
三次元マスクとPITTA MASK 2.5a
だと思います。
新型コロナの飛沫(約5μm)を
防ぐだけでなく、0.1μmのウイルスの
エアロゾルまで防ぐ事ができるからです。
次に、限定的ですが効果があるのは、
N95マスク、DS2マスクです。
0.3μm微粒子までは捕集できますが、
0.1μmの新型コロナウイルスは、
まったくではないですが捕集が
難しくなります。
つまりエアロゾルには弱いという事です。
飛沫に関しては、十分に効果が
あると思います。
3番目は飛沫だけ防げるので不織布の
サージカルマスクになります。
布マスクについては、飛沫も防げないので、
効果なしとさせて頂きます。
( 厳密に言うと、自分が発した飛沫の
飛行距離を短くする効果はあるので、
人に感染させるリスクを防ぐ効果は
ゼロでは無いですが、自分が感染する
リスクを防ぐ効果はゼロだと言う事です。)
以上が、私の考える新型コロナウイルスに
対するマスクの見解です。
ただ、どんな高機能なマスクでも、
万能ではありません。
顔とマスクの間に隙間があったり、
マスクが破損していたり、顔にフィット
していない形状だったりしたら、
捕集効果が落ちて感染リスクは
上がってしまいます。
それに感染を防ぐためには、
マスクだけでは、全然不十分です。
眼からも感染しますし、接触感染も
あります。
ゴーグル、防護服、消毒液なども
必要になってきます。
何より感染を防ぐには、密閉、密集、
密接の三密の場所には行かない
というのが重要です。
どうしても三密に行かなければ
ならない時は、前述のウィルス効果のある
マスク、ゴーグル、消毒液などを用意して
行くべきだと思います。
そうは言っても、マスクは現在、
ほとんど売っていないですね。
こういう時は、三角コーナーの不織布の
水切りフィルターなどを材料にしてマスクを
自分で作ってみてはどうでしょうか?
難しそうでしたら、布マスクの間に
その水切りフィルターを形に合わせて
切って挟みこむとかして、使ってみる
のもありだと思います。
効果のほどは、実証されてはいませんが、
ただの手製の布や紙のマスクよりは格段に
効果があると思います。
少なくとも、完全では無いですが、
飛沫はある程度は防げると思います。
何とかこれで凌いでいって、そして、
マスクが市中に出回ってきた時に、
前述の防護効果の高いマスクを選んで
購入して頂きたいと思っています。
現在、三次元マスクは、市中でまったく
流通していません。
ネットでも販売されていない状況です。
でも、
ピッタマスク2.5aは店頭では
販売されていませんが、
ネットでは購入できます。
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