健康オタクの2010年代の健康食品. 1
虚弱体質健康オタクが、遥かなる健康生活を目指した体験記
韃靼そば茶で本当にルチンを摂る事はできるのか?
韃靼そば茶というお茶を
知っていますか?
おそらくどこかで聞いた事あると
思われます。
韃靼そば茶は、韃靼のそばの実を焙煎して
作ったそば茶です。
一般的に、普通のそば茶より、ルチンという
ポリフェノールの一種の栄養素が120倍も
含まれていると言われているのは、
有名ですよね。
ルチンは毛細血管の強化、血圧降下作用、
抗酸化作用があると言われています。
血管の弾力性を改善し、
血液サラサラになる、
そしてアンチエイジングにも良いと
中高年の生活習慣病対策には最適なお茶
みたいな感じですよね。
でも、本当にそうでしょうか?
自分は、血流が悪いし動脈硬化も怖いので、
血管の強化と血液サラサラを目指すために
2010年頃からずっと、韃靼そば茶を
飲んでいます。
2リットルのペットボトル入りの
韃靼そば茶を、毎日家で飲んでいます。
粒が袋詰めされた急須で飲むタイプの
パック製品も職場で毎日飲んでいます。
味は、とても香ばしくて美味しいです。
だから、飲み続けられるのですね。
でも、ネットで、韃靼そば茶を
ちょっと調べた事があって、ちょっと
気になる記事がいくつかありました。
ルチンは水に溶けない!
ルチンには、天然ルチンと人口ルチン
というのがあって、天然ルチンは
水に溶けない、人工ルチンは水に溶ける
という記事の内容でした。
となると、韃靼そば茶は天然ルチンなので、
韃靼そば茶にはルチンは含まれない
という事になりますね。
つまり、韃靼そば茶を飲んでも、ルチンを
摂る事はできないという事です。
毎日、せっせと飲んでも意味が無いです。
「蕎麦を食べた後、蕎麦湯を飲まないと
だめだよ、蕎麦湯にはルチンがたくさん
含まれていて、もったいないよ!」という、
昔、サラリーマンが上司や先輩から聞いた
話は嘘だったんでしょうか?
この真偽については、色々な説が
あるみたいです。
ルチンは水に対して不溶性のため、
蕎麦湯には、ルチンが含まれない
とする説とルチンは水溶性なので蕎麦湯に
含まれるという真逆の説があります。
ルチンが含まれるというと主張する場合は、
推測ですが、天然ルチンでは無くて、
人工ルチンと勘違いしている可能性が
あると思います。
人工ルチンは確かに水溶性ですので。
それと、
そばの打ち粉にそば粉を使っていて、
それが蕎麦湯に混ざっていた場合、
ルチンが含まれています。
わざわざ蕎麦湯に打ち粉を混ぜるお店も
あるみたいです。
でも、例え、ルチンが含まれていなくても
蕎麦湯には、ビタミンB1、ビタミンB2、
ナイアシン、コリンなど水溶性の栄養が
含まれています。
ビタミンB1は、疲労回復、ビタミンB2は
美肌効果、ナイアシン、コリンは
肝臓の保護などの効果があります。
蕎麦湯にはルチンが無くても、
様々な効能があるのです。
だから、先ほどの上司や先輩の蕎麦湯を
飲まないともったいないという発言は、
半分間違いで半分は本当の事だと
言えるでしょう。
蕎麦湯に関しては、ルチンが含まれる場合が
あるのは分かりました。
普通の蕎麦湯だけでなく、韃靼そばの
蕎麦湯に関しても同じだと思います。
では、
韃靼そば茶の場合はどうなのでしょうか?
ルチンは、厚生労働省の見解では、
水溶性とあります。
しかし、人工ルチンという人工的に作られた
食品添加物のルチンの事を言っています。
そば茶に含まれるルチンは天然ルチンで
難水溶性になります。
まったく溶けないわけではないですが、
非常に溶けにくいみたいです。
蕎麦湯の様に、そば粉を打ち粉にして
ルチンを含める事もしないと
思われますので、韃靼そば茶にルチンは、
ほとんど含まれないと思われます。
ペットボトルの韃靼そば茶のラベルを
読んでみると、100mlあたり6mgの
ルチンが含まれているとありました。
一日のルチンの必要摂取目安が
およそ30mgなので、一日500mlの
ペットボトルの韃靼そば茶を
飲めばいい感じですね。
でも、どうして、そんな最適なルチンの量を
ペットボトルの韃靼そば茶に
抽出できたんでしょうか?
不溶性のルチンなのにどうして。
何か特殊な抽出方法があるのでしょうか?
ペットボトルの韃靼そば茶に関しては、
そのルチンの表示が正しいと
仮定するならば、毎日飲む事でルチンを
きちんと摂る事が可能だと思います。
韃靼そば茶の粒のパックタイプに関しては、
急須で入れたお茶には、ルチンは
ほとんど含まれていないと思います。
その場合、
お茶を入れた後のそば殻の実には、
ルチンが残っているはずなので、
その実を食べる事で、ルチンを摂る事が
できます。
韃靼そば茶でルチンを摂る事はできますが、
ちょっと想像していたのとは、
違う感じですね。
意外でした。
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